kosodate_nadenade_boy

上履きを履き忘れて、素足のまま、お帰りの会に出ていたM君に、そっと届けた。

無言で無表情に上履きを受け取ったM君に、同僚が声をかける。

同僚「届けてもらったんだよね?」

私「何か言うことないかな?」

M君「……あざ~す……」

消え入りそうな、小さな小さな声。

無表情の下に、お礼を言うことへの、大きな大きな羞恥心が見えた。

「どういたしまして」といいながらM君の頭をなでた。

小学校高学年男子の素直な照れ。なんて可愛いんだろう。