ジレンマ

認知行動療法は、医師免許を持つ人が、1週間に1回60分で、計16回までのセッションなら、

保険が適用されます。

けれど、これをしている医師は多くはありません。

なぜなら、1人の患者さんに60分もかけられるほど精神科医は暇じゃありません。

次々に診察していかないと、延々と終わらないくらい大忙しです。

なので、公的機関で、臨床心理士が格安でセッションをしているところがあるようです。

けれども、多くの臨床心理士が、この1回60分16回に悩まされています。

というのも、症状が比較的軽いクライアントさんならいいのですが、それなりに悩みが深いと、

1回60分16回では終わらないのです。

でも、機関の決まりで、1回60分16回で強制終了になるところが多いのです。

そうなるとクライアントさんも、セッションをする臨床心理士さんも中途半端で強制終了になってしまいます。

臨床心理士さんは、クライアントさんのことを真剣に考えているので、本当はもっとセッションの回数を増やしたいと思うのですが、17回目になると保険適用外になって、セッション料が跳ね上がってしまうのです。

臨床心理士さんの抱えるジレンマをうかがっていると、なるほどなぁ~と思います。

くれたけの場合は民間ではありますが、特に決まりはないので、じっくりと取り組むことができています。

恵まれた環境に感謝です。