特別支援学級のK君は、毎日遠くの方から猛スピードで走ってきて、勢いよくハグしてから、戦いを挑んでくる。

私は、断崖絶壁の崖から突き落とされたり、銃で撃たれたり、剣で切られる。

悔しいので〝ゆきえビーム〟で応戦するが通用しない。

しばらく戦うと、

「先生、死んだ」

と言われる。

そんなK君が、今日は真顔で近づいてきたかと思うと、何にも言わずに私のみぞおちに何かを押し付けてきた。

「え? なあに?」

と聞いても無言。グイグイと押し付ける。

よく見ると……

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(顔は私が書いた)

「あ、サンタさん!」

私がサンタさんに気が付きながら受け取ると、サッとどこかに行ってしまった。

わざわざ折ってくれたんだね。どうもありがとう。

無言のまま立ち去ったのは、きっと恥ずかしかったんだね。

K君からもらった、素敵なクリスマス・イヴ♡