笑われる

日々、多くの子どもたちと接する中で、
できるだけたくさんの子に笑顔になってもらいたいと思う。

体操座りをしながら膝小僧に顔をうずめて泣いていたり、
気の毒なほどイライラしている子を見ると、心がザワザワする。

だから、敢えて全然つまらない寒すぎるギャグを連発し、
ヘン顔を含むみっともなく痛々しい立ち居振る舞いをする。

すると、不機嫌に怒っていた子も、悲しくて泣いていた子も、くすっと笑ってくれる。

というより、あきれて苦笑が近い。
おバカな私が笑われていると言った方が正解かもしれない。

それでも、愛想笑いだったり、引きつった笑顔が、自然な笑顔に変わった瞬間、
私はものすごく幸せになる。

もちろん、心にトゲトゲがたくさんあって、こちらがどうやっても笑顔の出ない子はいる。

そんな子でも、友達同士で遊ぶときには笑える子もいる。

子どもの無垢な笑顔は、大人にはマネできない純粋で美しいものだ。

子どもたちが笑顔になれるのなら、私は喜んで敢えて笑われよう。