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今月1つめのお題

「カウンセラーになる」と決めた時のこと
心理カウンセラーになると決心したきっかけを教えて下さい。

 

機能不全家庭で育ち、未成熟なまま母になったことで、
子どもたちを不幸のどん底に突き落とし、
複雑な精神疾患を複数持つ親族らと壮絶生活をし、
ありとあらゆる犯罪被害に遭い、反対に無意識のうちに犯罪者になり、
次々に襲ってくる負の連鎖に打ちのめされながら、それでも生かされていました。

発信した数多くのSOSは、ことごとく遮断され、どこにも、誰にも届きませんでした。

我ながら、よくぞここまで生きながらえたと思えた40代後半、
何かの力に導かれるように、心理学・カウンセリング、
そして少しの精神医学を学び始めました。

艱難辛苦を超えて、長い間、辛く生きづらかった理由が理解できたとき、
今度は自分が辛さに苦しんでいる人たちに寄り添いたいと思いました。
それは、自分が出したSOSを受け取って欲しかった、裏返しだったのだと思います。

また、発信されたSOSを受け取ることができなかった人たちの、
心情や状況がわかってきたからでもあります。

数えきれないほど泣き止み、やっと心から笑顔になれた時、
全身にひっかかっていたものがスコーンと抜けて清々しさを感じ、
生きていることに感謝するようになりました。

そして、今度は誰かが笑顔になって清々しさを感じられたらいいなと思いました。

すると、顔は笑顔でも心の中は笑顔ではない人がわかるようになり、
本物ではない笑顔を見ると、心がチクチク痛みました。

こんな私でも、こんな私だからこそ、誰かが心の底から笑顔になることを望み、
その望みが叶うのなら、微力でもお手伝いしたいと思ったのです。

悲惨だった半世紀を恨めしく思ったことは、幾度もありました。

でも、悲惨だったからこそ見えたものや、わかったこと、理解できたことが
膨大にあります。

今は多くの体験が、カウンセラーになるために必要な時間、必要なできごとだったし、
ご相談者様に寄り添うために、役立つ経験だったのだと思っています。