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A君:「おばさん、何歳?」
私:「ちょっと! おばさんじゃないでしょっ!!」
A君:「いや、りっぱなおばさんでしょう!!」

一応、先生という立場で子どもたちには接している。
ただし、子どもたちの母親よりうーんと年上なので、しっかりおばさんであり、
間違ってもお姉さんではない。

以前、A君に年齢を聞かれたとき、
「永遠の24歳♪」
と答えた。サザエさんが永遠の24歳だから。

けれど、なぜかA君には17歳とインプットされたらしく、私の姿を見るたびに、
「あ、永遠の17歳だ!」「よっ! 永遠の17歳!」「お、永遠の17歳が来た!」
と茶化してくる。

口をもごもごさせているので、
「A君、何食べてるの?」
と聞くと、目も合わさず、こちらに顔を向けることもなく、
すれ違いざまに無表情に真顔で、ボソッと
「うん●」

本来なら、叱ったり注意をするところなのだが、私は思わず吹き出して笑ってしまう。

中々言うことを聞かないし、悪さもするし、生意気だし、おばさんよばわりする。

子どもは正しくこうあるべきというマニュアルがあるとすれば、
多くの項目に○はつかない。

でも私は、A君に茶化されることが嫌ではない。

A君の私に対する茶化しが、反抗的ではなく、悪意も無く、
いたずらっぽい笑顔が可愛くて愛おしいから。

A君なりに、私に対するコミュニケーションを取ってくれていることがわかるから。

ほんの少しだけれど、心を開いてくれていると感じ取れる、嬉しさをくれるから。

ある時、あまりにおばさん呼ばわりするので、
「A君だってあと何十年かしたらおじさんになるじゃない!」
と言ったら、
「そのときあなたはシワシワのおばあさんでしょ! そして17歳どころか、1028歳!!!」
と返された。

ハイ、ハイ、おっしゃる通りでございます。

A君が、人生経験をたくさん積んだ大人女子の魅力を理解するには、
まだまだ年月がかかるようだ。

なんて可愛いんだろう。