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カウンセラーになりたての頃、解決を急ぐご相談者様に、自分の技量が追いつかず、情けなくなった記憶がある。

ご相談者様は、カウンセラーが魔法使いのように
特別な能力を持っていると思っていらっしゃったようで、
私が一言二言発すれば、あっという間に問題が解決して、
心が楽になると思っていたようだった。

けれど、それは到底無理なこと。

仮に、そのとき誰かから納得できる答えを得たとしても、
次に同じ問題が起ったときに、また誰かに依存してしまうことになる。

例えるなら、カウンセリングセッションは、カウンセラーが魚を与えるのではなく、
時間をかけて魚の取り方を一緒に考え、最終的にはご相談者様が自分の意志で、
自力で魚を取ることができるように、進めていく。

心に抱えている傷が、深ければ深いほど、時間をかけて自助力を上げてゆく。

あまりに早い安易な解決方法は、心がビックリしてしまい、
かえって症状を悪化させてしまう可能性もあり、危険なのである。