マインドフルネスとスキーマ療法ワークショップを受けました。

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うつや不安障害などに効果を上げているのが、認知行動療法です。
ストレスフルな状況を「認知(考え)」「気分・感情」「身体反応」「行動」に分解して、
あるがままの自分を生々しく感じることから始めて行きます。

けれども、心の傷が深ければ深いほど「感じる心」の蓋が固く閉じられてしまっていて、
認知行動療法に進めない場合に導入するのが、マインドフルネスです。

マインドフルネスは「いま、ここ、私」を実感する力を取り戻すための技法です。

その後、認知行動療法に進み、それでも生き辛さを感じる場合は、スキーマ療法に進みます。

スキーマ療法は、心の奥の方にあるネガティブな自動思考を引き起こし続ける「信念・思い込み・価値観」を理解し、
それを乗り越えていく技法です。
人生の書き換え、やり直し、棚卸とも言われています。

「マインドフルネス→認知行動療法→スキーマ療法」の順番が望ましいです。

どれも書籍を読めば自分でもできますが、時間がかかるため、
やはりセラピストと一緒にやっていく方が、より多くの気付きが得られると思います。

師匠が、わかりやすい例を挙げてくれました。

おできができたと気付く・・・マインドフルネス
できたおできを自分で治す・・・認知行動療法
おできができない体質に改善する・・・スキーマ療法

浅いところを潜るシュノーケリング・・・認知行動療法
安全装置をたくさんつくって深く潜るスキューバダイビング・・・スキーマ療法
どこに行くか決めないしわからない潜水・・・精神分析

 

講義はもちろん、ワークもたくさんしました。

マインドフルネスは自分の状態や気持ちに気付く力をつけるための練習ですから、
出されたお弁当やおやつ、お茶やコーヒーなどの飲み物も、ただ飲食するだけではありません。
色や形などの見た目で感じたこと、味、食感、匂い、噛んでいる時、飲み込む瞬間、
飲み込んだとき、食べてどう思ったか、どう感じたかなどを、1つ1つ観察しながら食べます。

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自分の気持ちや感情をつかまえる練習です。

お弁当やお菓子・お茶を取りに行くときの、歩く感覚、例えば靴底と床が触れる瞬間の感覚、
足の動き、筋肉の動きなども観察しつつ、その事によって自分の中から出てきた感情をつかまえます。

1つ1つ観察しながら、感覚や感情をつかまえながら行動していくと、かなり時間がかかります。

でも、そうやって1つ1つ練習していくと、自分で自分の感情がわかったり、
閉まっていた「感じる心」の蓋が少しずづ少しずつ開いていくのです。

やってみると、「へぇ~」と気付くことがたくさんあり、以外と面白いものです。

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