asobi_onigokko

校庭いっぱいに大勢の子どもたちが、元気に遊んでいる。

鬼ごっこ、サッカー、ドッチビー、縄跳び、鉄棒やジャングルジム、砂で建物を造っている子もいる。

そんな中、1年生の女子10人ほどの集団が、身振り手振り振り付け付きで歌い出した。

♪大きな栗の木の下で~ あ~なぁたぁとわぁたぁしぃ~
な~か~よ~く遊びましょ  大きな栗の木の下で~♪

歌い終わると、お互いがお互いに大笑いしている。きっと嬉しい楽しいが共有できたのだろう。

キャーキャーワイワイと、声が校庭中に響き渡って、楽しんでいる様子が伝わってきた。

そんなことが数回繰り返されていると、サッカーをしていた6年生の男児5人ほどの集団が、ボールを蹴りながら、
♪大きな栗の木の下で~ ♪
と歌い出した。

私より背が高く、スポーツウェアを着た男児がサッカーボールを蹴りながら歌う
♪大きな栗の木の下で~♪は、明らかにミスマッチ。

でも、私は嬉しかった。

1年生女児と6年生男児は、校庭内の別々の場所でそれぞれの事をしていて、
言葉も交わさず、交わりもしなかったのに、
1年生女児の楽しさが6年生男児に伝わったのだと感じた、素敵な瞬間だったから。