暖房の効いた部屋で仕事をしていたら、段々暑くなり、喉が渇き身体が水分を欲してきたので、
冷たいジュースを一気に飲んだ。

しばらくすると、腹部にチクチクと差し込みが起きた。

自分でさすったが、中々治まらない。

スッと差し出された娘の手が、私の腹部をさすり始めると、不思議とチクチクが少し和らいだ。

人は無意識に痛いところに手を当てるものらしい。

そして自分の手でケアするより、誰かの手で手当てをしてもらう方が効き目があるようだ。

私の手も誰かのための手当ての手になりたい。