奥さんの闘病中や出産中に夫が不倫をしたり、
あの手この手で大金を騙し取ったり、
自分の利益や名誉のために平気で人を傷つけたり、
子どもの命を守れなかったり、
仕事中に公衆の面前で居眠りをする大人がいる。
それなのに、雲隠れしたり想定していなかったと言って、謝らない。
小学生に詳細を聞かれたとき、私は上手く説明できずに頭を抱えてしまう。

まるで自分の所有物のように、子どもに命令ばかりする大人がいる。
逆に、親の責任を放棄している大人もいる。

学校からそのまま塾へ行き、休憩時間にコンビニ弁当を食べ、
本当ならとっくに寝入っていなければいけない時間に帰宅する。
日付けが変わる頃、駅のコンコースやコンビニで幼児がキャッキャとはしゃいでいる。

コピーライターの故・岩崎 俊一氏は、昭和を想い、
【夕暮れは、帰る時間だった。出かける子どもなんかいなかった】
【たき火ができなくなった時代を、今の子どもに申し訳ないと思う】
と記した。

大人の勝手や不祥事のせいで、子どもへの禁止事項がどんどん増えていく。
そして子どもらしい、子どもだからこそ体験しなければいけないことを、
させてあげられなくなっている。
大人の勝手な都合のせいで、子どもの心身の成長を妨げている気がする。

子どもたちに申し訳ないと、私も思う。